羊と鋼の森 読了

 本屋大賞受賞作「羊と鋼の森」読了 一気に読み終えました。今日は通院日でいつものように1時間半以上の待ち時間もあり、この本を早くに入手していたのにずっと読まずに持っていたという・・・

 調律師が主人公のこの作品。私はある時期、調律師という職業に憧れたこともあって興味深く読むことができたのかも。ただ、専門家からすると?!という場面もあるようですが、ピアノという楽器の特性を改めて考えさせられた作品でした。ピアノのハンマーはフェルトを使っているし、ピアノの弦は鋼なので「羊と鋼の森」 ただそれだけではなくいろんな表現から森をイメージ? あまり書くとこれから読まれる方には興ざめなので。
 調律の専門家やピアニストから見るとちょっと?な場面も見受けられるようですが、文学作品には往々にしてあること。専門家が書いているわけではないので100%の専門性は望めないと思われ・・・ まあそれは置いといて文学作品としては読みやすいと思いました。

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by enoya | 2016-04-20 22:23 | 読書 | Comments(0)