この世界の片隅に 映画を観てきました

 「この世界の片隅に」やっと映画館で観てきました。戦前・戦中・戦後すぐに呉や広島市内の様子、日々食べ物が少なくなり、空爆も多くなって大変な日常が続いても淡々と生きるために生活している市井の人たちの生活がそこには描かれていました。映画では戦時中のこと(広島の原爆や呉の空襲)をやたらむごたらしく描いてはあるわけではありませんが、強く心に訴えかけるものがあります。今を生きている私たち・・・いつもは気にもとめない日常がとても大切なものだと思えました。広島弁も声優のみなさま方お上手です。さすがプロですね。主人公すずが嫁いだ呉の街。呉の高校を卒業したので土地勘はある程度あり、地名や描かれている海や山、そして海軍や呉港の様子等々、今でも変わっていないところもあります。戦時中の大変さは亡き母からもよく聞かされていましたし、実際に実家には空襲を避けて呉市中心部から疎開してきた遠縁の家族がいたようです。懐かしい景色や母から伝え聞いていたことなどもオーバーラップしながら、この映画を観ておりました。

 当初は制作費が足らずできず、クラウドファンドという手法で映画製作の意義に賛同した方からの投資?で映画制作費を捻出したそうです。映画のエンドロールにはその方たちの名前がずらっと出てきます。こんなにヒットする映画になって、賛同したみなさまもさぞや嬉しかったことと思われます。バルト11、ウィークデー昼前からの上映ですが、前のシートを除いて(前は見にくい)ほぼ席が埋まっていました。まだまだ上映期間が続きそうです。


チケット (シニア割引きなので1100円です)
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昼前からの上映だったので、映画開始前にスタバでランチ
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今日の発電状況
天気   曇り
発電   8kwh
売電   4kwh






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by enoya | 2017-01-27 21:36 | 映画 | Comments(0)