2009年 06月 07日
ウィーン2日目 ベルヴェデーレ宮殿でクリムト鑑賞ホテルで朝食をとった後、ホテルからリンク沿いまで歩いて出て、路面電車D(南駅行き)に乗りシュロス・ベルヴェデーレ(Schloss Belvedere)で下車して、ベルヴェデーレ宮殿上宮の門に入りました。電停でたくさんの観光客が降りられるのでその人たちについて行くとベルヴェデーレの門に到着。開場までに少し時間があったので、庭園を先ず歩いてみました。今日も朝から良い天気です。
南側からのベルヴェデーレ宮殿・・・ 池に宮殿が映って美しい
開館時刻になったので、チケット売り場に行きウィーンカードを見せて割引にて念願の宮殿内に入場。ここはグスタフ・クリムト(Gustav Klimt)の「接吻」(Der Ku)が展示されていることで有名です。クリムトの他にエゴン・シーレ(Egon Schiele)、オスカー・ココシュカ(Oskar Kokoschka)や、同年代の画家のコレクションが充実しています。クリムトの「接吻」・・・ かなり大きな作品でした。館内は撮影禁止なので、ここで披露できませんが、圧倒されます。クリムトは金箔を作品に使っていて、特徴があります。さらには風景画も心惹かれるものがありました。また、シーレのコレクションとして有名な「家族」「死と乙女」などがあります。少し暗い感じを受けるシーレの作品群でした。美術館内のショップで、日本語の解説本を買って帰りました。
いったんホテルに帰り休憩。今朝、朝食をしっかり食べたのでお昼はカット。午後から「Ring Tram」に乗ってリンクを一周してみました。黄色く塗装されたこの路面電車は、何カ国ものリンク周辺案内を聞きながらリンク一周できる観光用路面電車です。6ユーロとお高いのですが一度は乗ってみてもいいかな。オペラ座から一周してオペラ座まで乗ってみました。
Ring Tramの電車
車内にある音声ガイドの機械。ここにイヤフォンを差し込んで日本語を選べば周囲に見える建物群の説明が聞けます。
Ring Tramを降りた後、市立公園を散策してみました。ここには有名な金ぴかのシュトラウス像などもあります。広い公園で、中には劇場もあります。今回は時間制限がなかったのでゆっくり回ってみました。
ヨハンシュトラウス像
公演内にある花時計
さらにリンク沿いを歩いて、ブルク公園まで。リンク沿いは木々が植えられていてきちんと整備されています。自転車専用道路もあって、歩道と分けられています。かなりのスピードで自転車が通り過ぎていきますので、自転車道を歩くのは危険かも・・・
ウィーンフィルの本拠地、楽友会館。散歩ついでに寄ってみました。今回ウィーンフィルが聴けなくて本当に残念。
ブルク公園にあるモーツァルト像。前の植え込みがト音記号になっています。
王宮辺りにも足を伸ばす。
王宮からそう遠くないデメルまでお土産用のチョコを買いに寄ってみました。チョコは簡単に買えましたが、デメルのカフェは日曜日ということでお客さんでいっぱい。それで入るのを断念。そこで、昨年も行ったオペラ座近くにあるカフェ:モーツァルトに行ってみました。ここも映画「第三の男」に出てくる有名なカフェなのですが、ザッハやデメルほど観光客の姿はなく、空席をすぐに見つけて夕食です。お昼を抜かしていたので少々お腹も減っていました。ウィーンに来たら是非食べたかった、ホワイトアスパラガス・・・ ここのメニューにはしっかりありました。ゆでた太いホワイトアスパラガスにハムが添えてあります。それに大きなじゃがいもがごろごろ。これとパンが別に出てきました。
せっかくモーツァルトに来たのだから、モーツァルトトルテははずせません。喉も渇いていたのでアイスコーヒー(アイス付きのコーヒー?)も一緒に頼む。もうこれ以上何も入りませんというほど、お腹いっぱいになりました。